開発者への質問

4.構造についてのご質問内容

【ご質問】 4-1 ジェットエアー・コンポスターは全自動ですか?

【回答】ほぼ全自動なので、週1〜2回の巡廻点検で運転管理できます。
汚泥脱水からコンポストの袋詰めまでの全工程で必要な作業は下記の3点です。
(1) 脱水用凝集剤の調整
(2) 発酵槽内の含水率測定
(3) コンポストの袋詰め(オプションで自動袋詰め装置も納入できます。)

他の堆肥装置は更に造粒工程があるため、作業時間には大きな差があると思います。

4-2 ジェットエアー・コンポスターは無臭ですか?

無臭です。駆動機械が内部にないので、発酵槽は完全密閉構造です。
そのため、排気を完全に脱臭することができます。

【ご質問】 4-3 発酵日数が1次で14日、2次で14日で他の装置より長いのに、意外とコンパクトなのはなぜですか?

【回答】二つの理由が挙げられます。
(1) コンポストの積上げ高さが高いので設置スペースが小さい
圧力空気の噴射による切返しは積上げ高さが2.7mでもなお余裕があることが実証されています。従来型の切返し装置は、積上げ高さに限界があるようです。
(2) 連続処理である
バッチ式の処理方法より、同じ容積で発酵日数が長くなります。
バッチ式の発酵日数(日)=発酵槽容積(m3)÷原料投入量(m3/日)
連続式の発酵日数(日)=発酵槽容積(m3)÷{原料投入量とコンポスト引出量の平均値(m3/日)}
原料が脱水汚泥の場合、コンポスト発生量は原料の5分の1以下のため、上式により連続式の方が、同じ容積で発酵日数が2倍弱になるのです。

【ご質問】 4-4 切返しの方法は?

【回答】コンプレッサーで圧力タンクに貯め、発酵槽の底部から一気に噴射します。噴射空気の上昇で発酵物は膨張・流動し混合されます。その時、1部の発酵物が隣接室に移動します。後室移動が移送であり、前室移動が返送になります。即ち切返し(混合)と移送・返送が同時に行われます。
この切返しを各室順番に行うことにより、投入された脱水汚泥は発酵・乾燥しながら、1次発酵槽から2次発酵槽を経てコンポスト貯槽に移動します。

【ご質問】 4-5 ジェットエアー・コンポスターの構成は?

【回答】立方体構造で、中仕切りにより複数室に分割されています。
農業集落排水処理施設向けでは、標準で1次発酵槽が4室、2次発酵槽が2室に分割されています。それぞれの底部に圧力空気を噴射するための下半分にスリットを切った噴射管が配列されています。
噴射管は発酵・乾燥に必要な送風管も兼ねています。

【ご質問】 4-6 加温の方法は?

【回答】噴射管に挿入したシーズフィンヒータで送風を加温、二重構造の中仕切り内に挿入したシーズフィンヒータで発酵槽を加温しています。

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株式会社 創建
住所
佐賀県唐津市和多田先石6-38
電話
0955-74-5118
ジェットエアー・コンポスター
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